シャンプーの正しいすすぎ方とは?
お湯だけで髪を洗う「湯シャン」って知ってます?実はお湯だけでしっかり汚れが落ちると言われているのです。
実は私、以前フケが酷くて悩んでいる時、「湯シャンでフケが少なくなる」というウワサを耳にして「湯シャンのみの洗髪」にチャレンジしたことあるんです。
けど、いくらかフケはおさまったかのような気がしたのはいいんですが、その結果は・・・頭皮の臭いが半端なく臭い!!
もう二度とやりません…
普通の洗髪といえばシャンプーやリンスを使って洗いますよね。
でもそのシャンプーやリンスをしっかりすすぐことがとっても大事になってきます。
正しいすすぎ方法
でも、どうやってすすぐのが正しい方法なの?
基本としては、すすぎに必要な時間は、洗いの時間の3倍だそうです。
つまり、シャンプーで1分洗っているとしたら、なんとすすぎの時間は3分!
ただお湯を頭に当てたり流したりするのではなく、髪を前方向からかきあげるようにして、マッサージしながらの3分です。
特に生え際や襟足部分は残りカスがたまりやすい部分なので入念に流しましょう。
髪が長い人だと、表面からばかり流すようにすると思いますが、色んな方向からシャワーを当てるようにしてくださいね!
ちなみに40℃以上のお湯を使うと、頭皮が軽い火傷を負ってしまうので、シャワーの温度は38度くらいが理想です。
正しいシャンプーの仕方
- 38〜42度のお湯で、髪・頭皮をしっかり予備洗いする
- シャンプー剤を手で泡立たせ、髪全体に行き渡らせる
- 指の腹で、力を入れ過ぎずに、優しくマッサージするように地肌を洗う
- 爪を立てて洗わない
- 汚れが酷い時や泡立ちが悪い時は二度洗いする
正しいリンス(コンディショナー)のやり方
- リンス剤を手の平に広げる
- 髪全体に満遍なくつける
- 地肌や毛根にリンスがつかないように気をつける
正しい髪と頭皮のすすぎ方
- 38〜42度のシャワーで、シャンプー(リンス)をしっかりと洗い落とす
- 洗面器にお湯を張り、頭をつける
- 指で頭皮をマッサージするように揉み込む
- 前髪・側頭部・後頭部と合計3〜5分程度洗う
- 顔や背中も、1分程度の時間をかけてお湯で洗い流す
なぜシャンプーやリンスのすすぎが大事なの?
なぜしっかりすすぎが大事かというと、シャンプーやコンディショナーの成分が頭皮に残っていると、汗と混じり嫌な臭いを発生させることは紹介済み。それ以外にもシャンプー剤が頭皮に常駐する雑菌やカビの餌になって繁殖して皮膚が炎症を起こしてしまうということもあるからです。
頭皮の湿疹やかゆみの原因はこのすすぎ不足がほとんどだそうです。
すすぎ不足は抜け毛の原因にもなってしまうそうです。老廃物が毛穴に詰まりやすくなり、太くなるまで毛が育たず、途中で抜けてしまうからです。
シャンプー前にはブラッシングをすれば◎
それから、シャンプー前にはブラッシングが効果的!
ブラッシングによって、頭皮についた皮脂やホコリを浮かせることができ、シャンプーをする時に皮脂やホコリが取れやすくなります。また、ブラッシングが頭皮の刺激になり、簡単なマッサージ効果を与え、薄毛や抜け毛の予防にもなります。
ただし、濡れた髪のブラッシングはNGなんです。
濡れた状態の髪は、髪が膨張しており、キューティクルが開いています。その状態でブラッシングをすると、頭皮の一番外側にあるキューティクルがはがれてしまい、髪が傷みやすくなります。